福岡県筑後市の脳神経外科・小児脳神経外科・リハビリ科の寺崎脳神経外科です。

暑い日が続いていますが、皆さんお変わりないですか?台風もきていますので、家の修理など腰痛持ちの方は高所での作業には気をつけてくださいね。

今日はこの腰痛が認知症と関連するのか?というお話しです。

A prospective study of knee pain, low back pain, and risk of dementia: the JAGES project.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/30867271

疼痛はたしかに日常生活を大きく妨げます。ただ、これまでのところ認知症との関連性はよくわかっていませんでした。

今年の7月に報告されたこの論文は、がんや脳卒中、認知症の既往のない65歳以上の患者さん1万4627人の方を対象に3年間追跡調査を行った住民データベースを解析した結果となっています。

この論文では、

65〜79歳の患者さんでは、ひざ痛(+)/腰痛(ー)だと、どこも痛くない方に比べて認知症を発症するリスク1.7倍であることが分かり、80歳以上の患者さんでは、ひざ痛(ー)/腰痛(+)だと、どこも痛くない方に比べて認知症を発症するリスクが0.5倍に減少することが報告されました。

また、ひざ痛(+)のために、外にでらずに歩く習慣がない方が最も認知症になるリスクが高い(1.7倍)という結果でした。

このように、65歳以上の方は膝が痛いからといって歩くことを無くしてしまうと認知症のリスクが上がることがわかっています。たしかに膝の痛みは歩行の妨げになりますし、やる気も失せてしまいますよね。少しずつで良いのでできることから頑張っていきましょう!以前のブログに「認知症を予防する7つの習慣」https://terasaki-nsc.com/blog/437/について記載していますので参考にしてください。

皆さん、良い毎日を過ごしてくださいね^^

よろしくお願いします。

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