脳腫瘍について

脳腫瘍と聞くと怖いイメージを思い浮かべます
確かに発生頻度からいえば10万人あたり10人と、一般的によく聞くがん(癌)の頻度からいえば少ない希少がんではあります。しかし、発生母地となるものは多岐にわたっており、脳を構成する細胞から発がんすることもあれば、骨や血液の成分、また先天的なものまで種類は100を超えます。中には症状をださずに治療を必要としないケースもありますが、一方、症状の進行が早く急な治療を必要となるものまで様々です。

しかし、小児で脳腫瘍は白血病につぐ2番目で、決して稀というわけではありません。
その為、適切な診断がまず第一に必要になります。

原因はいつも患者さんに尋ねられますが、様々な学説が存在しますが現状正確な原因が不明なのが実情です。

治療に関しても先に放射線治療が必要になるもの、手術だけで完治が望めるものもあれば、抗がん剤治療を必要とするも場合もあり、治療の選択はとても重要になります。

中には治療開発の歴史が古く、しっかりと治療の効果がわかっている疾患もあるのでやはり専門医による判断が第一になります。

大人の脳腫瘍について

子どもの脳腫瘍について