本人の意思とは関係なくおこる症状で、「振戦」とよびます。脳神経外科専門医はそのふるえの速さや大きさ、動き、頻度などを診てその症状を特定します。

振戦の種類

  • 本態性振戦(ふるえ以外の症状は通常みられません。緊張したりすると悪くなることがあります)
  • 安静時振戦(パーキンソン病などでみられます)
  • 企図振戦(小脳という脳の障害でおきる振戦です)
  • 羽ばたき振戦(肝炎など肝機能障害のときにみられます)

振戦にも色々な原因がありますが、進行して普段の生活がおくりにくくなってくるものもありますので手のふるえを感じるかたは一度ご相談ください。問診、脳のCTやMRIにより、早期診断および治療計画を立てる必要があります。