脳血管障害は、死亡原因として大きな割合を占める問題になっています。
脳血管障害には、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血の3つが代表的な病気になります。
人一倍健康に気を使いながらも、ある日突然に倒れてしまう場合もある病気で、頭部の専門的な検査を必要とするため、通常の人間ドックなどでは補足できないものでした。
MRIやMRAなどの高精度な画像診断を組み入れた脳ドックでは、より精密な頭部の異常を発見することが可能になりました。
日本におけるある日の調査では、その日に入院中か外来を訪れた148万人患者様の中で、脳梗塞が約75%、脳出血が15~20%、くも膜下出血が5~10%という結果が出ています。
日本で、脳血管障害で悩む患者様の4分の3が脳梗塞ということがわかります。
がん罹患数予測
部位 |
男女罹患数 |
男性 |
女性 |
全がん |
1,010,200 |
576,100 |
434,100 |
大腸 |
147,200 |
84,700 |
62,500 |
胃 |
133,900 |
91,300 |
42,600 |
肺 |
133,800 |
90,600 |
43,200 |
肝臓 |
45,100 |
29,000 |
16,100 |
前立腺 |
92,600 |
92,600 |
- |
乳房 |
90,000 |
- |
90,000 |
子宮 |
30,200 |
- |
30,200 |
※国立がん研究センター資料 「2016年のがん統計予測」参照
国立がん研究センターの2012年のデータによると、生涯でがんに罹患する確率は、男性で63%(2人に1人)、女性47%(2人に1人)とあります。
また、男性では、40歳以上で消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)の罹患が多くを占めるが、70歳以上ではその割合は減少し、前立腺がんと肺がんの割合が増加します。
女性では、40歳代では乳がん、子宮がん、卵巣がんの罹患が多くを占めるが、高齢になるほどその割合は減少し、消化器系のがん(胃、大腸、肝臓)と肺がんの割合が増加します。
※国立がん研究センター資料 「最新がん統計」参照
このことから、できるだけ早期にがんを発見し、治療を開始することが望ましいとされています。
初期のうちは自覚症状がほとんど無いため、発見が遅れてしまいがちです。
そこで、自覚症状がないうちから定期的にがん検診を受け、早期発見・早期治療につなげることが大切です。